その他
お正月が明けてしばらく経ちました。のんびりした気分も無くなりつつあるこのタイミングで気持ちを新たに今年も頑張ろう!と思われている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。私、広報のシマダはまさにそんな気持ちです。今日はそんなKINTO社員がどんな環境で頑張っているのかをお届けすべく、これまでどこにも出していなかったオフィスの全貌を、設計を担当された社員の根本さんに伺いました。
ー現在のオフィスは、去年移転したものなんですよね。
はい、2021年3月に今の場所に移転しました。人員増加に伴って以前のオフィスが手狭になってきて、追加で部屋を確保したりしていたのですが部署によっては違う部屋になってしまったり。そしてどんどん増員が進みこのままでは人が溢れるとなったんです。いくつか候補がある中で、まだその時には建設中だった今のビルに決めました。
ーそこから、室内の設計ですよね。どのような経緯だったんでしょうか。
うちの会社って、クルマの事業でキャンプイベントとかやってるじゃないですか。なのでクルマでどこかに出かけるイメージを大切にしたかったんです。そういったことから、テクノロジーと人、自然の共生を目指すワクワクオフィスをコンセプトに決めました。
▼入口の植物やKINTOの文字は旧オフィスのものを再利用しています。1枚目が現オフィス、2枚目が旧オフィスです。
ーまずコンセプトを決めて、そこから形にしていくということだったんですね。
そうなんです。そこから毎週打ち合わせをして少しずつ設計を固めていきました。最初は更地の図面を用意して、どこで部屋を区切るか、壁1つにしてもたくさんの選択肢がある中からどれを選ぶか、空調効率を考えるとどういったレイアウトにするのが良いのかなど検討すべきことがたくさんありました。
▼グランピングをイメージしたリフレッシュスペースや、数種類のテーブルで構成されたワークエリアなど違った魅力があります。
会議室は計7つあり、それぞれ曜日の名前がついています。全てコンセプトが異なり、上はWednesdayです。下はThursdayで、木をイメージしており癒される空間は根本さんのお気に入りだそう。
ー会議室は私も気に入っています。会議室もそうなのですが、特に驚いたのは焚火でした。
休憩エリアに丸テーブルを置きたいというのは、最初から決めていたんです。そこに何か置きたくて、自然にあうものは何かと考えた時に焚火を思いついたんです。でも焚火ってそもそもあるんかってなって、探したらあったんですよ。あるんやってなりました(笑)。焚火って精神衛生上良いらしいんですよね。
▼こちらがその焚火。火が燃えているように赤くなるのに加え、煙(水蒸気)も出ているので加湿効果もばっちり。焚火のパチパチ音もでます。
ー私もこのエリア大好きです。そのような魅力のつまったオフィスですが、特にこだわったポイントはありますか。
全ての席から植物が目に入るようにしました。前のオフィスは緑が多くてすごく癒されたので、そこは受け継ぎたいという思いもありましたね。ここに来た人が楽しい気分になるようなオフィスにしたかったんです。
ー実際にご自身が設計されたオフィスに入居されてみていかがですか。
社外の方から羨ましいと言っていただけることが多々あり、嬉しく思います。エントランスの迫力や、焚火スペースがあることに驚かれる方もたくさんいらっしゃいます。オフィスが話のネタになることもありますね。ただ、今のご時世では出社が難しい時もあります。担当毎にいろいろな仕事があると思うので、最大限にパフォーマンス発揮できる働き方が大事だと思っています。
今回のインタビューを通じてオフィスに込められた思いを知ることができました。昨今急速にリモートワークが浸透しつつありますが、その一方でオフィスだからこその良さを感じる部分も多々あります。会社で働いている時のかけがえのない雰囲気を楽しめるこのオフィスと、これからも共に頑張っていきたいと思います。