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2024.11.27 04:30

オンラインで高額な買い物の経験があるのは半数以上 重視したい点は「品質が良いこと」がトップ

全体の4人に1人、20代の2人に1人が車をオンライン購入・契約したいと回答

プレスリリース

オンラインで高額な買い物の経験があるのは半数以上 重視したい点は「品質が良いこと」がトップ
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株式会社KINTO(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社⻑:小寺 信也)は、オンラインで商品(モノ・サービス)を購入・契約したことのある20代〜60代の男女539名を対象に、オンラインでの高額商品(モノ・サービス)の購入・契約に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

 

調査サマリー

調査概要

名称:オンラインでの高額商品の購入・契約に関する意識調査
方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
期間:2024年11月5日〜同年11月7日
有効回答:オンラインで商品(モノ・サービス)を購入・契約したことのある20代〜60代の男女539名
※ 合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ・切り下げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫
情報の出典元として「株式会社KINTO」の名前を明記してください。
ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://kinto-jp.com/

調査結果

半数以上が、オンラインで10万円以上の商品(モノ・サービス)を購入・契約した経験あり

「Q1.あなたはオンラインで10万円以上の商品(モノ・サービス)を購入・契約したことがありますか。」(n=539)と質問したところ、「購入・契約したことがある」が52.6%、「購入・契約したことは無いが、今後購入・契約したい(してもよい)と思う」が14.7%という回答となりました。

オンラインで購入・契約する際に、高額な買い物だと感じる金額、「5万〜10万円未満」がトップ

「Q2.あなたはオンラインで購入・契約する際に、いくらからが高額な買い物だと感じますか。」(n=539)と質問したところ、「5万〜10万円未満」が26.0%でトップとなり、「1万〜3万円未満」が24.7%、「3万〜5万円未満」が21.5%という回答となりました。

高額だと感じる金額以上の商品(モノ・サービス)を、オンラインで購入・契約する際に重視したい点、「品質が良いこと」が最多

Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した金額以上の、高額な商品(モノ・サービス)を、オンラインで購入・契約する際に重視したい点を教えてください。」(n=515)と質問したところ、「品質が良いこと」が66.2%、「コストパフォーマンスが良いこと」が49.1%、「販売元の信頼性が高いこと」が39.8%という回答となりました。

さらに、世代別に比較すると、「自分にあわせてカスタマイズできること」「その商品の背景・ストーリーに共感できること」は20代・30代において回答の割合が高いなど、世代間の差が見られる回答もありました。<詳細は下の表をご参照ください>

今までオンラインで購入・契約した中で最も高額な商品(モノ・サービス)、第1位「パソコン・スマホ(周辺機器含む)」、第2位「旅行関連(宿泊予約等)」

「Q4.今までオンラインで購入・契約した中で最も高額な商品(モノ・サービス)はどのような商品か教えてください。」(n=539)と質問したところ、「パソコン・スマホ(周辺機器含む)」が31.8%、「旅行関連(宿泊予約等)」が15.9%、「家具・家電」が12.6%という回答となりました。

今までオンラインで購入・契約した中で最も高額な商品(モノ・サービス)の詳細、「クルーズ旅行」や「ブランドの腕時計」など

Q4で「覚えていない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した商品(モノ・サービス)の詳細を教えてください。(自由回答)」(n=500)と質問したところ、「クルーズ旅行」や「ブランドの腕時計」、「ハイスペックPC」など390の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・一人100万円以上のクルーズ旅行
・ハイスペックPC
・中古車
・ブランドの腕時計
・子供のオンライン学習塾の年払い
・アイスショーのチケット

今までオンラインで購入・契約した中で最も高額な商品の金額、「10万〜15万円未満」が11.4%で最多

Q4で「覚えていない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q4で回答した商品(モノ・サービス)の金額を教えてください。」(n=500)と質問したところ、「10万〜15万円未満」が11.4%、「5万〜10万円未満」が9.4%、「5万円未満」が7.6%という回答となりました。

※Q5で未回答や不明確な回答があった方、およびQ6で誤った金額を入力された方は、「わからない/答えられない」に分類しております。

全体の4人に1人、20代の2人に1人がオンラインで車を購入・契約したい(してもよい)と回答

高額な商品の代表例とも言える「車」のオンラインでの購入・契約についても意識調査をおこないました。「Q7.あなたは、オンラインで車を購入・契約したい(してもよい)と思いますか。」(n=539)と質問したところ、「とても思う」が8.0%、「やや思う」が16.4%という回答となりました。

さらに、世代別で比較すると、若い世代ほど「とても思う」「やや思う」と回答した人が多く、20代では57.7%となりました。反対に、「あまり思わない」「全く思わない」と回答した人は年齢が高い世代ほど多く、60代では66.4%となりました。<詳細は下の表をご参照ください>

オンラインで車を購入・契約したいと思う理由、「時間を問わず購入・契約ができるから」や「自分のペースで購入・契約の最終決定ができるから」が上位

Q7で「とても思う」「やや思う」と回答した方に、「Q8.オンラインで車を購入・契約したいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=131)と質問したところ、「時間を問わず購入・契約ができるから」が46.6%、「自分のペースで購入・契約の最終決定ができるから」が45.0%、「場所を問わず購入・契約ができるから」が41.2%という回答となりました。

オンラインで車を購入・契約したいと思わない理由、「不安なことやわからないことを直接相談したいから」が半数以上

Q7で「あまり思わない」「全く思わない」と回答した方に、「Q9.オンラインで車を購入・契約したいと思わない理由を教えてください。(複数回答)」(n=293)と質問したところ、「不安なことやわからないことを直接相談したいから」が50.5%、「最終決定の際に実車を確認したいから」が42.0%、「購入・契約の最終段階で直接説明を受けたいから」が34.5%という回答となりました。

4割以上が、オンラインで車を購入・契約する際、「販売元が信頼性の高い企業であること」が必要と実感

「Q10.オンラインで車を購入・契約する際、より安心して購入・契約するために必要だと思うものを教えてください。」(n=539)と質問したところ、「販売元が信頼性の高い企業であること」が44.7%、「価格が明瞭であること」が42.1%、「車のスペックや性能など、詳細な情報が公開されていること」が30.1%という回答となりました。

まとめ

今回は、オンラインで商品(モノ・サービス)を購入・契約したことのある20代〜60代の男女539名を対象に、オンラインでの高額商品の購入・契約に関する意識調査を実施しました。

まず、オンラインで10万円以上の商品(モノ・サービス)を購入・契約したことがある人は、半数以上ということがわかりました。また、オンラインで購入・契約する際に高額な買い物だと感じる金額は、1万~50万円の広い価格帯に回答が集まりましたが、「5万〜10万円未満」が26.0%でトップとなりました。

経済産業省のデータ※1によると年々EC市場は拡大しており、高額な買い物をオンラインでする機会も増えていることが想定されます。その一方で、高額な買い物だと感じる金額のトップは「5万~10万円未満」と比較的控えめな価格帯となり、その背景には消費者庁が注意喚起している「インターネット通販トラブル※2」のように、直接商品・店舗を確認できないオンラインでの買い物特有の懸念があると予想されます。

また、オンラインで高額な商品を購入・契約する際に重視するものについては、約7割が「品質が良いこと」と回答しました。回答の選択肢によっては世代間の差が見られ、「自分にあわせてカスタマイズできること」「その商品の背景・ストーリーに共感できること」は20代・30代において回答の割合が高く、若年層は商品自体の価値だけではなく、自分に合った商品かどうかを重視する傾向が見られました。

今までオンラインで購入・契約した最も高額な商品(モノ・サービス)のトップは「パソコン・スマホ(周辺機器含む)」となり、中には「1人100万円以上のクルーズ旅行」や「ブランドの腕時計」を購入・契約した方もいました。

さらに、オンラインで車を購入・契約したい(してもよい)と回答した人は全体の24.4%でしたが、若い世代ほど割合が高く20代では57.7%となりました。反対に、オンラインで車を購入・契約したくないと回答した人は年齢層が高くなるほど割合が高く(60代では66.4%)、若年層はオンラインで車を購入・契約することに意欲的である一方で、年齢が高い世代ほど抵抗感を持つ傾向が明らかになりました。

なお、今回の調査では、各世代の人数をほぼ同数に設定したうえで実施しましたが、日本自動車工業会のデータ※3を見ると、車を保有している世帯の主な運転者は、若年層が相対的に少なく、年齢が高い層ほど、全体に占める割合が多くなっている実態がうかがえます。

 今回の調査結果を、こうした年齢分布にさらに近づけるべく、加重平均を算出すると、「オンラインで車を購入・契約したい(してもよい)」と回答した人は上記の24.4%から16.2%となりました。現時点では低い割合にとどまりましたが、今後、世代の移行にともなって、車のオンライン販売が活発化していく可能性が予想されます。

また、オンラインで車を購入・契約したいと思う理由のトップは「時間を問わず購入・契約ができるから」となった一方、オンラインで車を購入・契約したいと思わない理由のトップは「不安なことやわからないことを直接相談したいから」となりました。さらに、「車は対面で買うものだと思うから」、「信頼できるディーラー(担当者)がすでにある(いる)から」など、店頭での購入・契約を希望する回答を選んだ人も一定数いることがわかりました。

車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOでは、申し込みから契約までの一連の手続きをオンラインで完結できるほか、WEB会議システムでお客様の相談を直接受け付ける「オンライン相談」のサービスもご用意しています。また、オンラインに加えて、販売店の店頭でお申し込みいただくことも可能ですので、ご自身に合った契約スタイルをお選びいただけます。

 

※1 参照:令和5年度電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/press/2024/09/20240925001/20240925001.html
※2 参照:インターネット通販トラブル(消費者庁)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/internet/trouble/internet.html
※3 参照:2023年度 乗用車市場動向調査(一般社団法人 日本自動車工業会)
https://www.jama.or.jp/release/docs/release/2024/20240417_2023PassengerCars.pdf


 

ご参考:世代別回答割合(Q3,Q7)